【40代男性<双極性障害>2級】勤務中の顧客からの激しいクレームにより発症
男性:40代
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの支給総額:約600万円
ご相談に来た時の状況
約7年前、営業職として働いていたが、顧客からの激しいクレームがあり不眠となった。
間もなくして、急激な頭痛、死の恐怖感、過呼吸が生じ通院するも身体に異常は認められず、精神科の受診を勧められた。
初診の精神科ではうつ病の診断を受けた。
転勤に伴い転院するも不調が続き、休職と復職を繰り返した。その後、退職。
その間、一時躁状態も出現し、「双極性障害」と病名が変わった。
今後の生活の不安を少しでも埋めるために、来所されました。
当センターによるサポート
初診時は、東京勤務。治療への不満や不安から、複数の医療機関を次々と受診し続けていました。
受診した医療機関を丁寧に聞き取りし、最終的に郵送で受診状況等証明書(初診日の証明)を取り寄せました。
その過程で、認定日に通院されていた医療機関も判明。カルテが残っていることも確認できました。
遡及請求をすることができると判断しました。
発症から現在までの通院加療状況や就業状態を整理しました。
「双極性障害」では、そう状態の時と、うつ状態の時の日常生活上の不具合が大きく異なります。
詳細に聞き取りを行い、「病歴・就労状況等申立書」を作成しました。
新しい主治医にも、それぞれの状況について詳細にお伝えしました。
結果
・認定日:障害厚生年金3級、5年分の遡及が認められました。
・現症日:障害厚生年金2級、高校生の娘さんと奥様が加給対象となり、年額448,800円(2015年当時)が加算されました。
ご家族ともども安心されたご様子でした。
本ケースは、双極性障害のケースでした。この病気の場合、「抑うつ状態」「そう状態」で異なった日常生活における支障が生じます。
主治医にそれを詳しく説明することが重要です。当センターはそのお手伝いをいたします。
困られていましたら、ご相談ください。



