【60代男性<脊髄性小児麻痺>2級】発症から60年経過
男性:60代
傷病名:脊髄性小児麻痺
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
ご相談に来た時の状況
物心つく前から右足が全く動かない状態だった。
杖を使って右足を引きずって腕の力で日常生活を送っていた。
治る見込みが無いため、受診していなかった。
右足のむくみ、股関節の痛みの他、長年、片足をかばう生活を続けてきたことで、腰や背骨に痛みが出て、座業であっても仕事を続けていくことが困難となって、ご相談にみえました。
当センターによるサポート
すぐに受診されるようご案内しました。
発症から60年が立っており、ご本人の記憶も薄れており、病歴・就労状況等申立書をはじめ、書類の作成は苦労しました。丁寧な聞き取りを行い作成しました。
結果
障害基礎年金2級を受給できることとなりました
20歳の誕生日より前の、国民年金に加入していないときに初診日がある傷病を、障害年金では「20歳前傷病」と言います。
20歳前傷病の場合は、障害基礎年金が支給されます。
詳しくは、こちらをご覧ください>>>
本件のように、受傷時以降全く医師の診断にかかっていない場合は、ご本人の記憶の掘り起しが必要になることが多々あります。
こうしたサポートは、当センターにお任せください。また、障害年金を受診できることを知らなくて経済的に困窮している方が多くいらっしゃいます。ご家族や知人の方へお知らせください。



