【40代男性<双極性感情障害>2級】過重労働で発症、5年分の遡及
男性:40代
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの支給総額:約1,200万円
ご相談に来た時の状況
約8年ほど前、上場企業で業務が繁忙であるため、終電の時間帯での帰宅や泊まり込みをしなければいけない状態で抑うつ病状態に。その後、周期的に浪費を繰り返すなどの症状が現れた。
家族や同僚が心配して、医療機関へ受診するように勧められ、受診。
最近になって友人に障害年金の存在を教えてもらい当所へ相談に来られました。
双極性障害申請のポイント
<双極性障害のⅡ型>
躁の症状は比較的軽いので、医師に診断書の作成を依頼するときは、「うつの状態」を中心に症状や日常生活における障害を整理して伝えることが肝心です。
<双極性障害のⅠ型>
双極性障害Ⅰ型については、躁状態にあるときに、人間関係や男女関係でトラブルを起こしたり、無計画に大きな買い物をしたり、ギャンブルなどで散財したり、大きな借金をしてしまうことがあります。したがって、双極性障害Ⅰ型については、うつ状態のみならず、躁状態も主治医に整理して伝えることが肝心です。
当センターによるサポート
はじめ見た感じでは障害をお持ちとはわからないが、お話を伺ううちに仕事や日常でのご苦労が相当な程度であることがわかりました。
主治医にそれらをお伝えし、適正な診断書を頂くことが出来ました。
結果
障害厚生年金2級が決定しました。
5年間の遡及請求も認められたためまとまった金額を受給できることになり、大変喜んでいただきました。
本ケースは、主治医に今までの経過や病状や日常生活の状況をご説明することで、受給につながったケースです。困られていましたら、ご相談ください。



