【60代男性<僧帽弁閉鎖不全症/人工弁置換>3級】認定日特例で速やかな申請
男性:60代
傷病名:僧帽弁閉鎖不全症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金1級
ご相談に来た時の状況
10年ほど前、明け方突然の高熱で会社の提携病院を受診。
精密検査の結果、心臓の弁が原因と判明し人工弁置換手術を受けた。
手術後も血圧が不安定だった。職場復帰後は営業から事務に配置換えしてもらい、何とか働いていた。
そんな時、会社の同僚から障害年金の制度がある事を聞き、弊社に来られ受任となりました。
申請のポイント:心臓の手術における等級の目安
| 等級の目安 | 状態 |
| 1級 |
・心臓移植 ・人工心臓を置換 |
| 2級 | ・CRT(心臓再同期医療機器)を装着 ・CRT-D(除細動器機能付き心臓再同期医療機器)を装着 |
| 3級 | ・人工弁を置換 ・心臓ペースメーカーを装着 ・ICDを装着 ・胸部大動脈解離(Stanford分類A型・B型)や胸部大動脈瘤(胸腹部大動脈瘤を含む)により、人工血管(ステントグラフトと含む)を挿入した(但し、一般状態区分がイまたはウの場合に限る) |
(注意)
- 3級は「初診日」において「厚生年金」「共済年金」加入の方に限られます。
- 術後は次の障害等級に認定されても、1~2年程度経過観察したうえで症状が安定しているときは、 臨床症状、検査成績、一般状態区分表を勘案し、障害等級が再認定されます。
- 症状が重症化している場合には、より上位の等級に該当する場合もあります。
当センターによるサポート
人工弁置換術は、原則障害厚生年金の3級に認められます。しかし、初診時に「厚生年金」であることが証明できなければ年金は不支給となります。以下の事項に当てはまらないことを証明しなければならないことがあります。
- 先天性の病気(例:先天性二尖弁など)が原因ではないこと
- 20歳前にWPW症候群と診断され、カテーテルアブレーション術などを受けたことがないこと。
- 20歳前に不整脈と診断されていないこと
結果
請求から約3か月で障害厚生年金3級の認定となりました。
本ケースのように、当センターに ご相談をいただいた場合、認定日の特例など詳しくご説明いたします。
初回面談は無料です。当センターにお電話ください。



