【40代女性<線維筋痛症>2級】正確な病状を診断書にご記載いただけるよう主治医へ働きかけ
女性:40代
傷病名:線維筋痛症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
ご相談に来た時の状況
約5年前より発症、痛みの強い日は立ち上がることもできずのたうち回るような痛みに耐える日々で、仕事をすることもできず、今後の生活に不安を持っておられました。
線維筋痛症の申請のポイント
線維筋痛症での障害年金申請には「肢体の障害用診断書」を使います。
治療に関する専門医も少なく、診断書をお書き下さる医師も少ないのが実状です。
厚生労働省から「線維筋痛症の障害状態について診断書を作成されるお医者様へ」が発行されています。
診断書には、「ステージ」を記載してもらうことが必要です。

線維筋痛症は、線維筋痛症は重症度で5段階の「ステージ」に分類されます。
目安としては…ステージⅡで3級・ステージⅢで2級・ステージⅣ以上で1級相当です。
| ステージⅠ | 米国リウマチ学会診断基準の18カ所の圧痛点のうち11カ所以上で痛みがあるが、日常生活に重大な影響を及ぼさない。 |
| ステージⅡ | 手足の指など末端部に痛みが広がり、不眠、不安感、うつ状態が続く。日常生活が困難。 |
| ステージⅢ | 激しい痛みが持続し、爪や髪への刺激、温度・湿度変化など軽微な刺激で激しい痛みが全身に広がる。自力での生活は困難。 |
| ステージⅣ | 痛みのため自力で体を動かせず、ほとんど寝たきりの状態に陥る。自分の体重による痛みで、長時間同じ姿勢で寝たり座ったりできない。 |
| ステージⅤ | 激しい全身の痛みとともに、膀胱や直腸の障害、口の渇き、目の乾燥、尿路感染など全身に症状が出る。普通の日常生活は不可能。 |
当センターによるサポート
詳しくお話をお聞きしたところ症状に波があり、痛みの激しい日とましになる日があるとのことで、医師に診断書を書いていただく際に、ましな日の症状だけでなく痛みの激しい日の症状も書いていただけるよう医師にお願いしました。
結果
障害厚生年金2級の認定を得ることができました。
本件のように、障害年金の申請方法が分からず悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。1日でも早くご相談いただくことにより、今回のケースのように、受給につながります。是非、後回しにせず、お問い合わせください。



