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【30代女性<脳脊髄液減少症>2級】他事務所で断られ

女性:30代
傷病名:脳脊髄液減少症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

ご相談に来た時の状況

専業主婦。ある日外出先のトイレで、洗面台を利用し、振返ったときに出っ張ったコンクリートの壁によって不意に顔面を強打した。
その直後から意識が朦朧として呂律が回らなくなった。
起立性の頭痛やめまいで外出もままならなくなり、ご両親が障害年金に該当するかもしれないとご相談に来られました。

脳脊髄液減少(漏出)症の申請のポイント

【脳脊髄液減少(漏出)症とは】

脳脊髄液腔から脳脊髄液(髄液)が持続的あるいは断続的に硬膜外に漏出したり、失われることによって髄液が減少し、起立時に脳が下方へ牽引され、起立時の頭痛を主症状として、その他、頚部痛、めまい、耳鳴り、倦怠感などさまざまな症状を呈します。

しかし、現時点では原因には不明な点が多く、交通事故によるむち打ち症後遺症やスポーツ外傷、転倒・転落、出産などもこの疾患の原因となると考えられています。

現状ではこの疾患に対する認知度は低く、懐疑的な意見もあり、脳脊髄液減少(漏出)症であるにもかかわらず、適切に診断されない症例も少なくはありません。

【脳脊髄液減少(漏出)症の症状】

  1. 起立性頭痛頚〜腰痛、四肢痛などの疼痛症状 
  2. 全身倦怠感、易疲労性
  3. めまい、耳鳴、視機能障害(視力低下、まぶしいなど)などの脳神経症状その他に顔面痛や違和感、咽頭違和感、顎関節症状、など
  4. 動悸、息切れ、消化器症状(悪心、食思不振、下痢など)、体温調節異常などの自律神経症状/li>
  5. 注意力低下・記憶力低下、うつなどの高次脳機能症状
  6. その他:不眠、易感染性、内分泌症状など

①②に加えて③〜⑥のいくつかの症状を、連日性かつ長期間にわたって訴える病状が多いようです。

【治療法】

脳脊髄液減少症に対して有効な治療として、「ブラッドパッチ療法」(硬膜外自家血注入療法)があります。

【脳脊髄液漏出症の初診日】

厚生労働省は「脳脊髄液漏出症に係る障害年金の初診日の取扱いについて」(令和元年12月18日事務連絡)において、
「交通事故など、請求者が脳脊髄液漏出症の原因について提出書類等を通じて発生年月日を証明できるケースであると申し立てていて、かつ、所定の要件に該当する場合においては、原則として、申立初診日を障害年金初診日として取り扱う」ことを通達しました・

当センターによるサポート

日常生活の御苦労を聞き取りさせていただき、十分に受給可能であると判断、すぐに請求の手続きにうつりました。

丁寧に聞き取りの結果を具体例を示して、日常生活状況を主治医に丁寧に説明しました。
診断書に反映していただき申請しました。

結果

1ヶ月半で障害基礎年金2級が決定しました。
どこの社会保険労務士事務所でも、申請のサポートを断られ途方にくれていたが、満足できる結果に大変喜んで頂きました。

本ケースは、申請の手続きに「障害年金に関する高度な専門知識」が求められるケースでした。

お困りごとは、是非一度、ご相談ください。