【20代女性<チャージ症候群(指定難病105)・多発奇形症候群>2級】障害年金2級・永久認定
女性:20代
傷病名:チャージ症候群(指定難病105)・多発奇形症候群
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級/永久認定
ご相談に来た時の状況
生まれつきの障害で、左前腕欠損、足の指も数本が別れていない状態で生まれてきた。肢体障害の他、言語障害もあるとのことでした。
それでも普通学級に通い、努力を重ね、高校卒業後一般就労での就職。職場の援助、配慮のもと就労されておられる状態でした。
20歳を迎え、障害年金の申請をしたいが、先天性の障害であるため、現在受診をしておらず、何から手を付けていいのか分からず相談に見えました。
当センターによるサポート
詳しくお話をお伺いして、以下の問題転が明らかになりました。
- 出産した産婦人科は閉院していて、「受診状況等証明書」が取れない
- 現在も通院しておらず、診断書作成医がいない
- 複数の障害があって、どこで診断書を書いてもらえばよいか、解らない
1.の「受診状況等証明書」に関しては、「身体障害者手帳」を幼少の頃に取得していたため、「受診状況等証明書を添付できない申立書」に「障害者手帳の写し(コピー)」を添付しました。これによって、20歳前の障害であることを証明できました。
2.と3.に関しては、日常生活に大きな支障を与えているのは「肢体障害」「言語の障害」であることがから、 2種類の診断書が必要であることをご案内しました。
医師へ経緯説明、及び、日常生活の支障の状況を詳しく説明した文書を作成し、受診して頂きました。
多発奇形症候群とは
奇形症候群(きけいしょうこうぐん、Malformative syndrome)とは、複数の特定の奇形を共通して持っていることで識別される先天性の病気です。
結果
障害基礎年金2級/永久認定を受給できることとなりました
20歳の誕生日より前の、国民年金に加入していないときに初診日がある傷病を、障害年金では「20歳前傷病」と言います。
20歳前傷病の場合は、障害基礎年金が支給されます。
詳しくは、こちらをご覧ください>>>
本件のように、先天性疾患で、長く医療機関の受診がない場合は、スムーズに申請ができないケースが多々あります。
こうしたサポートは、当センターにお任せください。



